我が家には4月で小学校2年生になった男の子と、幼稚園の年少さんになった男の子がいます。
長男は3月から休校、次男は4月になってから入園式だけ行い、それ以降は1度も幼稚園に行けていません。
また習い事なども全部お休みになり、ずっとおうちの中で過ごしている状態です。
すると、当然体力は有り余っている→家の中で走り回ったり飛び跳ねたりしてしまう→家が破壊される・叱られるという悪循環が起きていました。
だんだんと室内で遊ぶネタも尽きてきて、Twitterで室内でもできる遊びについて聞いてみました。
おはようございます(´˘`*)
— さとこ@おうち知育推しママ (@PanSatoko) April 11, 2020
今日も早起きの子どもたちに叩き起された素敵な朝です笑
子どもたちと何して遊ぼうかなぁ…
ずっと家にいると、ネタがつきてきてしまう💦
するとゴリ@仏さん(@ikujititi)から、こんなリプが…
親が探すのかw
— ゴリ@仏 (@ikujititi) April 12, 2020
部屋中に毛糸張り巡らせて、毛糸に当たらないように進む?的なやつも体幹鍛えられるしよかったと思います!
これは面白そうだし、子どもも楽しめそう!と「ミッションインポッシブルごっこ」と勝手に命名し、早速やることに。
教えてくださって、ありがとうございます!
これが子どもにも大人気で、やっている様子をTwitterに写真付きで載せたところ、お子さんを持つママさん達から「楽しそう」「うちでもやってみよう」という嬉しいお言葉をもらいました。
今回は「ミッションインポッシブルごっこ」のやり方や、気を付けた方が良いポイントをまとめています。
ぜひ家で行う時の参考にしてみて下さい。
子どもと一緒にできる室内の運動遊び 作り方
ミッションインポッシブルごっこを始める際に必要なのものは、この2つ。
- ビニールひも(ひも状であればなんでも大丈夫です。)
- ガムテープ(紐を留められればなんでも)
作り方はいたって簡単。
お部屋の中で紐をテープで止めながら、縦横無尽に張り巡らせるだけ!
我が家はお部屋が汚くてできそうになかったので…廊下でやりました。
作る時に我が家で気を付けたことは以下の5点です。
- 紐同士の間隔が狭すぎないようにする。(子どもが入るスペースくらいは開けておく)
- 上下左右バランスよく紐を張る。(偏りがあると単調なコースになりがち。特に下があいているとハイハイで通れてしまいます)
- 引っかかってもすぐ外れるように、テープは軽めに地めておく(引っかかって転倒するのを防止するため)
- 壁紙やドアなどに張っても問題ないか試してからコースを作る
- ゴール側からスタート側に向かってコースを作る。(スタート側から作っていくと、部屋に戻るために1人ミッションインポッシブルをしなくてはいけなくなるため)
一連の流れを動画にしてみました。
子どもと一緒にできる室内の運動遊び 遊び方
基本的な遊び方は、張り巡らされた紐に当たらないように進んで戻ってくる…というものですが、それだけだと飽きてしまいます。
我が家ではコースに慣れてきたら、折り返し地点にご褒美になりそうなものを置いてみました。
先程と同じように紐に当たらないように進んで、ご褒美を取って、帰りも紐に当たらないように帰ってくる…ただそれだけですが、スパイ感が増すようで楽しんでいました。
我が家のご褒美は、長男の宝物入れ。
片手で持てるサイズだったので、ぶんぶん振り回しながら(宝物なのに笑)紐をよけて進んでいました。
この方法にも慣れてきたらタイムを計ってみましょう。
行って帰ってくるまで何秒かかるかを計って、きょうだいやお友達と競い合うのも楽しいです。
我が家の長男は、なかなか30秒がきれませんでした。
どうやったらはやくいけるかを頭でシミュレーションしながら、何度も取り組んでいました。
子どもと一緒にできる室内の運動遊び やってみた感想
実際に小学校2年生の長男と幼稚園年少さんの次男が遊んでみました。
子どもたちは、大興奮!
久しぶりに身体を思いきり動かして、キャーキャー騒いでいました笑
自宅で、小学校の時間割と同じように過ごす「おうち学校」をやっているのですが、その体育の時間(45分間)程度は充分にもちました。
また我が家の子どもたちは年齢差(4歳差)があり、同じことをして遊ぶのが難しい時があります。
ですがミッションインポッシブルごっこは、年齢差があっても一緒に楽しく遊べました。
同時にできなくても、個々人で遊んでも楽しいようです。
長男がやり終えた後、電気の付いていない廊下を、次男が1人でコースを行ったり来たりして遊んでいました。
こんなに興奮して遊んでくれるのも1回目だけだろうな…と思っていたのですが…
「ママ!今度の体育の時間もこれやろうね!」
と、繰り返し遊びたくなるらしいです。
第2弾、第3弾…と子どもたちにせがまれて遊んでいます。
子どもたちだけでなく、大人も一緒に身体を動かして遊べるのも良かったです。
低い位置に張った紐を潜り抜けるのに,ほふく前進したり普段使わないような動きをして次の日は軽い筋肉痛になりました。
子どもと一緒にできる室内の運動遊び なぜ必要か
では、なぜこのように身体を動かす遊びが必要なのでしょうか。
子どもたちを取り囲む生活は大きく変わり、生活が豊かに、便利になっていく一方、身体を動かす機会は格段に減りました。
それに加え、コロナウイルスの影響で学校や幼稚園はお休み、外出も自粛しなくてはいけません。
ますます身体を動かす機会が減っています。
そのため、基礎体力や運動能力の低下が課題となっています。
身体全体を動かす「運動遊び」を幼児期からたくさん取り入れることは、心身の成長には大切なのです。
文部科学省の湯時期運動指針によれば、幼児期の運動において以下のように書かれています。
一人一人の幼児の興味や性格経験に応じた遊びの中で、幼児自らが体を動かす楽しさや心地よさを実感することが大切である
「幼児期運動指針 文部科学省」
幼児期は運動機能をはじめ、体の機能が著しく発達していく時期でもあります。
無理やりやらせるのではなく、「運動遊び」として子どもたちが楽しんで遊ぶ中で様々な体の動きを経験し会得していくことが重要です。
また、体の運動機能を発達させるだけでなく、きょうだいやお友達との関わりを通じてコミュニケーション能力を向上させたり、意欲や集中力、自ら考える力を養うためにも運動遊びは必要なのです。
なかなかお外に出られない日々が続きますが、子どもと一緒にできる室内の運動遊び「ミッションインポッシブルごっこ」は、親子そろって楽しめる遊びです。
準備するものも家にあるものでできますし、準備も大した手間ではありません。ぜひお家で楽しまれてください。
コメント