やってみた!おうち学校を実際に2か月間行った体験談

幼児教育
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約3か月間の休校期間を経て、6/1から我が地域でも学校が再開になりました。

 

この3か月間、小学2年生の我が家の長男は何をしていたかというと…
正直、最初の1か月は何もしていませんでした。

 

頭のどこかで「1か月ほどで休校も終わるだろう…」と思っていた節もありましたし、何をしたら良いかわからず遊んで過ごしたり、時々勉強してみたり…
毎日、なんとなく…な時間を過ごしていました。

 

これじゃいかん‼

 

と思い、勉強する時間を決めることにしました。

 

そんな時に長男と同じ習い事に通うママさんから「学校の時間割使って、学校にいるのと同じ時間は勉強させてるよ~。」と聞いて、これだ!と思い時間割を使用して勉強を進めることに。

 

我が家では「おうち学校」と命名!(勝手に笑)

 

その結果、勉強する内容はともかくとして…
以下のような点でメリットを感じることができました。

 

  • 休校中に「何しよう?」と困ることがなかった。
  • 勉強しなさい!と何度も言う必要がなかった。
  • 子どものペースでできた。
  • 生活のリズムが大きく崩れることがなかった。
  • 少しずつでも毎日勉強していることで、勉強の遅れを感じることが少なかった。

 

あまり考えたくはないですが…またくるかもしれない子どもたちの休校。

 

その時に「こんな方法で学習を進めたり、生活リズムを乱さないようにできるんだ。」という参考に少しでもなれば、と思い今回の体験についてまとめます。

 

この記事では、以下のように休校期間のおうち学校についてまとめています。
我が家の実体験を元にしていますので、お役に立てるのではないかな?と思います。

  • おうち学校を行っていた期間
  • おうち学校をどのように行っていたか
  • おうち学校で準備したもの
  • おうち学校のメリット
  • おうち学校のデメリット
  • おうち学校で一番ヒットした授業
  • おうち学校を続けられた理由
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おうち学校を行っていた期間

私の住んでいる地域では、3月の初めに休校が始まりました。
今振り返ると、急なことで私たち親子も学校側も、十分な準備はできていなかったように思います。

 

最初の1か月は「とりあえず勉強しておかなきゃ。」という感じで、なんとなく勉強をするという日々を過ごしていました。

 

本格的に学校の時間割通りに自宅学習を進める「おうち学校」を始めたのは4/7から。
休校の間は続けようと考えていたので、学校が再開する前の最終金曜日の5/29まで行いました。

 

期間にして2か月ほど…!
よく長男も頑張ったと思います。

おうち学校をどのように行っていたか

 

では、具体的におうち学校をどのように行っていたかというと…

 

時間も教科も学校の時間割通りに進めた」だけです。

 

最初の頃は2年生の時間割がまだ手元になかったので、1年生の時間割を使用して1時間目が国語の時は国語を、2時間目が算数の時は算数を…と行いました。

 

時間も以下のように時間割通りに。

1時間目 8:35~9:20
2時間目 9:25~10:10
3時間目 10:35~11:20
4時間目 11:25~12:10
5時間目 13:40~14:25

 

行う日程も、学校と同じ。
月曜日~金曜日に行い、土・日、祝日とGWの期間はお休みしました。

 

前日に時間割を確認し、教科ごとに何をするか決めます。
やることがきまったら、それに合わせてプリントや必要なものを準備。
準備することはこれだけです。

 

「教科を時間割通りに進める」と言っても、正直何をやっていたのか想像できないと思います。
そこで、教科ごとにどのようなことをやっていたのかまとめていきます。

 

国語・算数

まずは1週間の間で最も授業数の多い国語と、次いで多い算数。

 

おうち学校を始めた4月の2週目は、まだ学校から課題もあまり出ていませんでした。
その為自分で無料プリントを印刷して使うことができるサイトを利用して、教科ごとにプリント学習をしました。

 

我が家の長男は、算数は得意で計算でも文章題でもすんなり解けるのですが…国語はそうもいかず。
長文読解などに飽きてしまうことも多々ありました。

 

算数ほど得意ではないな…くらいの国語という教科が、無理やりやることで嫌いになってしまうのは避けたかったので、国語のプリントはゲーム性のあるものを1枚は入れるように。

 

1枚でも面白いと感じるプリントがあることで、それに向かって他のプリントも頑張れるようでした。

 

4月の3週目からは徐々に学校からでる課題も増え、おうち学校の際にも学校の課題プリントを使用するようになりました。

生活

生活はいわゆる理科と社会をあわせたような教科です。

 

3年生からはそれぞれの教科に分けてより深く学習していきますが、1・2年生の間は複合的に身近な生活の中から学んでいけるようになっています。

 

おうち学校の参考にしようと教科書も見たのですが、写真のページが多く、どのようなことを教えたらよいのかが私の頭ではわからず…。

 

おうち学校の間はいわゆる「なんでも時間」と捉え、理科や社会につながりそうなことだけでなく、家庭科の要素があること(クッキーづくりや、おひるごはんづくりなど)もしてみました。

 

主に行っていたのは、図鑑のDVDを見ながら一緒に図鑑を広げて気になるものを調べるというもの。
図鑑の種類は動物・魚・危険生物など…

 

後になってから理科の分野に偏ってしまったな、という気はしました。
次回やる機会がある時には、社会の要素もうまく取り込めるように工夫しないといけないなぁ。

 

学校の課題として出ていたのは、投稿日に持ち帰って植え替えたミニトマトの苗の観察プリント。
1枚だけだったのですぐおわってしまいましたけどね。

 

図工

図工は、正直何をしようか困った教科の1つです。

 

画用紙にクレヨンで絵を描いたり牛乳パックで作品作りをしたりしましたが、毎回同じようなものではやはり飽きてしまいます。
ですが、なかなか大掛かりになるものは自宅ではできず…

 

次男(3歳)もいるので絵の具を使って絵を描く程度が我が家では限界でした。

 

5月頃から学校からも図工の課題が出るようになり、家における図工の作業量は増えましたが…何をしようか困ることはなくなりました。

 

書写

書写は「国語(書写)」というように授業に組み込まれているので、国語として行うこともありました。

 

主に行ったのは漢字が大きく印刷されているプリントを使用して、丁寧に字を書く練習。

 

スピード重視な長男は字がとても汚いのですが、この機会に「綺麗でなくて良いから丁寧に書こう」「人に読んでもらいやすい字を書こう」を意識して取り組みました。

 

なかなか他の教科に取り組んでいる時の字まで丁寧に書くことはできませんでしたが、書写の時間だけは自分でも気をつけて書けていたように思います。

 

5月頃から学校の課題にも書写のプリントが入るようになり、それを取り組むようになりました。

 

音楽

主に行っていたのは、ピアニカの練習と校歌の練習。
教科書を使用してピアニカの弾き方を再度確認したり実践したりしました。

 

1年生の時に練習したきらきら星をもう1度演奏して、より一層上手に弾けるよう練習することも。

 

5月には学校から今月の歌(12か月分)の歌詞集が冊子で配布されたので、それを使用してわかる歌を一緒に歌ったりしました。

 

次男も知っている歌だと一緒に歌ったり、ピアニカとともに手拍子をしたりと楽しく行えたと思います。

 

体育

体育は自粛期間中だったこともあり外に出て行うことはできず、主にベランダで縄跳びを行っていました。

 

回数を決めて飛んだり、1分間に何回跳べたか記録したりゲーム性を持たせて取り組みました。

 

縄跳びだけでは飽きてしまったり、雨の日はベランダと言っても滑るので室内でも行えるものとしてレクリエーションゲームを取り入れました。

 

私は学生時代、子ども相手のボランティア部をしていてレクリエーションごっこの引き出しはあるほうです。
色々思い出しながら、何が良いか考えました。

室内で身体をうごかしながら楽しく遊べるものとして以下の3点を行いました。

 

  • しっぽ取りゲーム
  • 手押し相撲
  • バランスゲーム

 

・しっぽ取りゲーム

準備するもの:しっぽになるもの(ビニールひも、紙テープ、新聞紙を裂いたものなど)

遊び方

  1. ズボンやスカートの腰部分にしっぽをはさむ。
  2. 合図とともに自由に走り回り、自分のしっぽをとられないように気を付けながら他の人のしっぽを取りに行く。
  3. しっぽをとられたら負け。

 

しっぽ取りゲームは人数が多いほうが楽しいのですが、我が家は兄弟2人でも十分楽しそうでした。
単純なゲームですが、しっぽを取られないように体を捻ったり(家の中ですが)走り回ったり…と身体を存分に動かすことはできました。

 

 

・手押し相撲

準備するものは特にありません。倒れても危なくない場所で行います。
我が家ではお布団を敷いた上で行いました。

遊び方

  1. 向かい合って立ちます。
  2. 始めの合図とともに、お互いの手のひらを押し合います。
  3. 押されても倒れないように耐えます。
  4. ふらついて、足がその場から動いたら負け。

誰でも1度はやったことがあるであろう手押し相撲。

 

実はバランスを鍛えたり踏ん張る足の力、体幹を鍛えるのにぴったりの遊びなんです。
場所も取らず室内でできるので、自粛期間中は重宝する遊びでした。

 

1つ惜しかった点は、年齢差があると勝負にならないこと

我が家の子どもたちは4歳差なのですが、長男の身長が130㎝くらい、次男の身長が100㎝くらいと体格差があるのでそもそも組手(というのかな…)がうまくできませんでした。

長男が次男に合わせてちょっとしゃがんだりして、なんとかやっていました。

 

身体的な面だけでなく相手がどう押してくるか、フェイントをかけるか、自分がどのタイミングで強めに押し込もうかなどの駆け引きも楽しめるゲームです。

 

 

・バランスゲーム

準備するものは特にありません。手押し相撲同様、倒れても危なくないところで行います。
我が家ではリビングのカーペットが敷いてあるところで行いました。

遊び方

  1. 周りの人と当たらないように十分に感覚を取って立ちます。
  2. 両手を水平に伸ばし、片足をあげます。
  3. ふらついてあげている足が地面についたら負け。

こちらもバランス力や体幹を鍛える遊びです。
特別な準備もいらずにできるので、手軽に行えます。

 

直接触れ合って行うわけではないので、手押し相撲と違って体格差があってもそれぞれが全力で行えるのが楽しかったですね。

 

片足を上げるだけでなく軸足にもう片方の足を巻き付けてみたり、反対に軸足から離して上の方にあげてみたり…いろいろとバリエーションが増やせるのが良かったです。

 

瞬発力のいるものや、広い場所を必要とする遊びはできませんでしたが、工夫次第で室内でも体を動かすことはできました。

 

道徳

道徳は教科書を使って1つのお話を読み、そのお話についてどう思ったかを長男と話し合いました。

 

なかなかお話全体に対してどう思ったか聞いても、うまくこたえられないもの。
なので、場面を区切ったり、登場人物を限定して思ったこと感じたことを聞きました。

 

 

「○○がこうした場面について、長男はどう思った?」
「○○ははじめはこうしていたど、最後にはこうなったよね。なんでだと思う?」

など場面や人物の範囲を狭めてあげると低学年のお子さんでも、自分の考えや思いを話しやすいと思います。

 

おうち学校で準備したもの

 

上記の「おうち学校をどのように行っていたか」でも少しお話しましたが、国語や算数、書写、道徳は教科書と必要であれば無料でプリントを印刷できるサイトを利用していました。

 

使用していたのは以下のサイト。

ちびむすドリル https://happylilac.net/syogaku.html
ぷりんときっず https://print-kids.net/

 

そのほかの教科に関しても新しく用意したものはなく、家にあるものを使っておうち学校は行っていました。

 

生活では、もともと持っていた図鑑や、お菓子作り・食事作りの食材。
図工は、画用紙やクレヨン、絵の具、折り紙、家に合った牛乳パック。

 

音楽は子どものピアニカと、YouTubeを使用して曲を流したり…
体育はビニール紐くらい(後述する遊びでガムテープも使用しました)

 

特におうち学校を始めるにあたって、何かを購入したりすることは特にありませんでした。

 

おうち学校のメリット

おうち学校を2か月行ってみて、おうち学校で感じたメリットは以下の5つ。

 

  • 子どものペースでできた。
  • 休校中に「何しよう?」と困ることがなかった。
  • 学校ではなかなかできないことができた。
  • 「勉強をしなさい!」と何度も言う必要がなかった。
  • 生活リズムが大幅にずれることがなかった。

 

・子どものペースでできた

学校と同じ時間割で行うとはいえ、その時間内でどのように勉強を進めていくかは子ども次第。

 

いまのところ、あまり学校の授業内でわからないということはないみたいですが、わからないところやちょっとつまるところがあっても対応しやすいと感じました。

 

1対1でやっているのでまわりの進度に合わせる必要なく、わからないところはじっくりとできるのがよいですね。

 

また、どうしてもやる気の出ない時ってありますよね。
そんな時も学校では1人だけ休んでいるわけにはいかないので、なんとかやる…ということになりがちです。

 

ですが、おうち学校の場合はやる気が出なければ違うことをしたり、終わりにしてしまうことも可能!

 

自分のペースでできることで、無理やりやる必要がなく勉強が嫌だ!となってしまうことがなかったのが大きなメリットでした。

 

・休校中に「何しよう?」と困ることがなかった

意外と周りのお母さんたちから聞かれたのが「休校中、やることなさすぎて困る」という声。

 

確かに1日中お子さんと過ごす日が長期間になるほど、やることがなくなってきてしまいますよね。
毎日同じことをするわけにもいかないですし…。

 

でも、おうち学校をしていると平日は学校に行っている時と同じ時間帯はやることが決まっています。

そのため「何しよう?」と困る時間は、圧倒的に少なかったと思います。

 

学校ではなかなかできないことができた

 

学校ではカリキュラムがしっかり決まっているので、なかなか授業内容から逸脱したことはできないと思います。

 

ですが、おうち学校なら子どもの興味があることを授業の時間にあてることも可能です。
我が家では生活の時間に計量から型抜きまでクッキーづくりをしたり、お昼ごはんのうどんづくりをしてもらったりと調理実習のようなことをしました。

 

・「勉強しなさい!」を何度も言う必要がなかった

 

やることが決まっていないと、つい休みの日はダラダラしがちです。
そんな中、課題もしないといけないとなると「勉強しなさい!」って言いがちですよね。

 

おうち学校をしている間は1日のやる勉強が決まっているので「勉強しなさい!」言う必要がほとんどなく「次は〇〇の時間だよ~」という程度でした。

 

「勉強しなさい!」と言われると、子どももなんとなくやる気をそがれますよね。
言う親側もなんとなく気分は良くないもの。

 

この言葉が減るだけで、親子ともに良い気持ちで勉強することができました

 

・生活リズムが大幅にずれることがなかった

 

これは副産物的に良かったことです。
長期休みの間に崩れがちな生活リズムが大幅に崩れることがなかったのは、大きなメリットでした。

 

おうち学校が8:35から始まるので、それに合わせて長男も起きることを考えてくれたようで学校に通っている時と同じような生活リズムで過ごすことができました。

 

朝、学校に通っている時と同じような時間で起きているので、自然と夜も同じような時間帯に寝てくれます。

 

結果的に大きな生活リズムのずれがなく、月に2度ほどあった登校日や学校再開の際も、慌てて生活リズムを戻す必要がありませんでした。

 

おうち学校を始める前には予想できなかったメリットもあり「おうち学校、やって良かったな」と感じています。

 

おうち学校のデメリット

先程はおうち学校のメリットについてあげましたが、もちろんデメリットもありました。

 

私が感じたデメリットは以下の5つ。

  • 子どもがやっている間、親も拘束される
  • 集会・学活の時間を何に当てたらよいか迷った
  • いろいろな誘惑や邪魔が入りやすい
  • 苦手なことだと頑張る気力が出ない
  • 教科によっては少人数だとやりづらい

 

・こどもがやっている間、親も拘束される

これは低学年限定のデメリットかもしれません。

 

まだ低学年のうちは、課題を進めるのにわからない部分や問題の意味が理解しにくいことがあったりします。
その時に親が近くにいて教えてあげる必要があるため、おうち学校をしている間は親もある程度拘束されます。

 

ですが、ずっと付きっ切りで隣にいる必要はなく呼ばれたらすぐ行ける程度の距離にいてあげればよいでしょう。

 

・集会・学活の時間に何を当てたらよいか迷った

 

長男の学校では、毎週金曜日の1時間目が集会・学活の時間でした。

 

学校に行っている時はもちろん集会や学活をするのですが、おうち学校では集会も学活もできません。

 

そのため、何をする時間にしようか迷うことが多々ありました。
長男が希望することがあればそれをやったり、なにもなければ遅れている教科を勉強したりしました。

 

ですが自由時間のようになってしまうことも多くもったいなかったかな、とも感じています
長男にとっては気分転換になっていたようですけれどね。

 

・いろいろな誘惑や邪魔が入りやすい

 

学校では授業を行う教室には、授業に必要なもの以外はあまりない印象です。

 

ですが自宅にはテレビをはじめ、本やゲーム、おもちゃなどいろいろな誘惑があります。
また我が家には次男もいるので、お兄ちゃんと遊びたくて勉強の邪魔をしてくることも多々ありました。

 

さまざまな誘惑に対しては「おうち学校は学校の授業と同じだから、これが終わるまでテレビやゲームはできないよ」とおうち学校をはじめる際に約束をしました。

 

次男の邪魔が入ることに関しては、次男には次男用のプリントを用意して(シール張りや塗り絵など)同じように机に向かわせたり、長男が1人で進められそうな時は次男と一緒に遊んだり…

 

なるべく次男の興味を長男からそらすようにして、勉強の邪魔にならないようにかつ次男もつまらない思いをしないように考えました。

 

・苦手なことだと頑張る気力が出ない

 

学校ではクラスのみんながそろって同じことをやる機会が多いので、多少苦手なことでも「みんなもやってるから頑張ろう!」とできたりするものです。

 

ですが、おうち学校で勉強をしている時は親がいるとはいえ1人です。
苦手なことにやる気が出ると思いますか?

…なかなかでないと思います。

 

長男は新しい漢字を覚えるのは大好きなのですが、漢字の書き取りが大の苦手です。
もう覚えている漢字を、何度も書かなくてはいけないのが嫌なのだそうです。

 

ですが、学校からの課題では大量に出る漢字の書き取り。
苦手でもやらなくてはいけません。

 

「もう疲れた」「もう書けない」と何度も言いながら、時には「もうやらない!」とやめてしまった時もありました。

 

我が家ではやり方を工夫して、1度にたくさん同じ文字を書かないようにしたり「終わったらおやつ食べよう」と言い方は悪いですが物で釣ったり…

 

モチベーションが下がらず取り組めるようにサポートしました。

 

・教科によっては少人数だとやりづらい

 

おうち学校で一番困ったのは、少人数だとやりづらい教科があることです。

 

特に困った教科は道徳。

 

道徳はクラス全体で1つのお話を読み、さまざまな意見を出し合って自分の考えをまとめていく…という目的のある教科だと私は考えています。

 

おうち学校で行った場合、意見を出すといっても長男と私の意見のみで似たような意見になってしまうことが多く「他にもこんな意見があるのか!」という気付きが少なかったように思います。

 

やはり学校でこそ、授業内容の広がりがある教科があるんだな…と学びました。

 

おうち学校で一番ヒットした授業

2か月間いろいろな授業をした中で、一番長男にヒットしたのは体育で行った「ミッションインポッシブルごっこ」。

 

詳しくはこちら→休校中の子どもと一緒に!室内でできる運動遊び

 

遊び要素の強いものでしたが自粛期間中で外に出られない中、思いっきり体を動かせるのが楽しかったようです。

 

休校中の体育の時間に3回やりました。
長男の次男も年齢差や体格差関係なく楽しめるので、またお休みの日にもやりたいと思います。

 

おうち学校を続けられた理由

休校中の2か月間、ほぼ休むことなくおうち学校を続けられたのはある理由があります。

 

それは翌日のおうち学校の予定を「Twitterで報告」していたこと。

 

 

翌日の予定だけでなく、おうち学校中は開始時間と終了時間にもツイートしていました。

 

何の授業で何を行う予定か、進度はどうだったかを書いて公の場で言うことで「やらなきゃ!」という気持ちになり、毎日続けられたのだと思います。

 

また、Twitterでツイートすることで、他の方から反応が頂けたのも続ける力になったと思います。

 

「おうち学校で一番ヒットした授業」でも書いたミッションインポッシブルごっこは、Twitterでの反応も一番よかった授業でした。

 

面白そう、我が家でもやってみたいと言っていただけて、1人ではなくみんなでやっている感が出てとても楽しかったです。

 

おうち学校を実際に2か月間行った体験談まとめ

コロナウイルスの影響で3か月間休校になって始めたおうち学校。
続けるのが大変だな、と思った時も正直ありました。

 

ですが毎日こんなに子供と一緒に勉強する機会も、これから先ないのだろうな…と思うと貴重な体験でした。
長期休みの時に簡易版として時間を短くしてやってみるのも良いな、と考えています。

 

メリットもデメリットもいろいろありましたが、デメリットは工夫次第で解決できそうな点が多かったように思います。
それに「とりあえず毎日少しでも勉強をする」「毎日机に向かう」という習慣をつけるにはもってこいだったのではないでしょうか。

 

まだまだコロナウイルスの第2波などが心配されているこの時期。
もしかしたら、また休校になってしまう…ということも考えられます。

 

本当はそんな時、来ない方が良いのですが…
また休校になった際は、今回のおうち学校を参考にしていただけると嬉しいです。

 

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