クリスマスに読みたい絵本 3選 3歳以上

絵本
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12月に入り、クリスマスが近づいてきましたね。
特に幼稚園などに通っている子どもたちは、園でイベントなどもやるので楽しみにしている子も多いのではないでしょうか。
今回は、クリスマスに読みたい絵本を3冊ご紹介します。
3歳以上としていますがお子さんのご興味に合わせて読んであげてくださいね。

1.ぼくたちのプレゼントはどこ?

最初にご紹介するのは、こちらの絵本。

ぼくたちのプレゼントはどこ?
  • リチャード・スキャリー 作
  • 木坂 涼 訳
  • 好学社 出版

こちらの絵本は、クリスマスに表紙にも描いてある2匹のねずみが自分たちへのプレゼントを探して家中を探し回るお話です。
クリスマスにちなんだプレゼントを入れる靴下やクリスマスツリー、ジンジャークッキーなどが出てくるので、クリスマスといえば!ということが連想しやすくなります。
ねずみたちと一緒に「ねずみたちのプレゼントはどこかな?」と探しながら読むのが楽しいようです。
また、いろいろなおもちゃや動物のぬいぐるみなどがとてもカラフルな色彩で描かれているので、子どもたちの目を惹きます。

絵がとてもかわいらしく、ねずみちゃんと一緒にプレゼントを探しているように読んでいたので、子どもたちも読んだ後「ねずみちゃんかわいかったね」「プレゼントあってよかったね」と言っていました。

お子さんが幼稚園などで、今まで意識していなかったクリスマスというものを知ったら読んでほしい1冊です。

2.ぐりとぐらのおきゃくさま

次にご紹介したいのがこの絵本です。

ぐりとぐらのおきゃくさま
  • 中川李枝子 作
  • 山脇百合子 絵
  • 福音館書店 出版
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誰もが1度は読んだことのある「ぐりとぐら」シリーズの1冊。
今回は雪合戦をしているぐりとぐらが、足跡をみつけて歩いていくと自分たちの家に着いてしまう、というところからお話が始まります。
ドアを開けたら大きな長靴、上着をかけようとすると、そこには赤い大きな上着、えりまきをかけようとすると大きなえりまき、部屋の隅には見慣れない大きな袋…とぐりとぐらが家の中を回ると、自分たちのものでないものがたくさん見つかります。
「誰がいるんだろう?」とぐりとぐらが思っていると、台所から良いにおいが…。そこには白髭のおじいさんがクリスマスケーキを焼いてくれています。
その後おじいさんはえりまきをして、上着を着て、袋をしょって出ていきます。
その夜に、ぐりとぐらの家にはたくさんのお友達がやってきて、皆で楽しい時間を過ごす…というお話です。

このお話は、ぐりとぐらと一緒になぞ解きをしていくような楽しみがあります。
「この足跡はだれの足跡だろう」「この長靴はだれの?」「この上着ってもしかして…」と少しずつ分かっていくのが楽しい絵本です。
決して絵本の中では『サンタクロース』という言葉は出てこないのですが、白髭のおじいさんがでてくると「サンタさんだ🎅!」と大はしゃぎします。
絵だけでも伝わる…絵本の魅力ですね。


また子どもは繰り返しのフレーズが好きなので「えりまきをかけると…」「オーバー(上着)をかけると…」という繰り返しも子どもが好きなポイントの1つです。
最後のシーンではぐりとぐらがたくさんの友達に囲まれて、ケーキを食べお茶を飲み、パーティーを行います。それまではぐりとぐら、白髭のおじいさんだけが出てくるのですが、最後にはいろいろな動物が集まって見開きページいっぱいに動物がいて、楽しい雰囲気が伝わってきます。
子どもたちもどんな動物がいるのか探しながら「〇〇いたよ」「〇〇お茶飲んでる~」とウォーリーを探す状態で楽しんでいます。

少し年齢が上のお子さんとも一緒に楽しめる絵本なので、ぜひ読んでみて下さい。

3.クリスマスって なあに

最後にご紹介するのは、この絵本です。

クリスマスって なあに
  • ディック=ブルーナ 作
  • ふなざき やすこ 訳
  • 講談社 出版

私が一番クリスマスに読んでほしい絵本が、この絵本です。
クリスマスってなんであるの?って聞かれても、ちゃんと由来についてお話しできる方って日本人ではあまり多くないのでは、と思います。
クリスマスとは、イエス=キリストの誕生日でキリストを礼拝する日です。
この絵本では、イエス=キリストの誕生についてわかりやすく描かれています。

今回我が家で読んだのはこのタイプの絵本でしたが、仕掛け絵本タイプもあります。
難しい言葉ではありませんが、聞きなれない「ひつじかい」や「うまごや」などが出てくるので、言葉から理解はしづらいかもしれません。
ですが、うさこちゃんでおなじみのディック=ブルーナの絵を見ると、なんとなくではあるけれどわかります。「こんな感じかな…」というくらいですが。


我が家の長男はキリスト教系の幼稚園に通っていたのですが、私がこの本を読もうかと持ってきたときに「この本、幼稚園で読んだことあるよ」と言っていました。長男の幼稚園ではクリスマス会に特に力を入れていて、年長さんの時に『降誕劇』をやります。まさにこの絵本の内容の劇です。
「幼稚園生に降誕劇って理解できるのかな」と思っていましたが、この絵本を幼稚園で読んでもらったおかげで、しっかりとやり遂げることができたんだな、と思いました。(長男はひつじかいの役でした)

お子さんに「クリスマスって何の日なの?」と言われたら、ぜひ読んでほしい絵本です。

クリスマスのワクワクする感じや、なかなかきちんと説明できないクリスマスの由来を、ぜひ3冊の絵本でお子さんと楽しんでみてください。

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