お正月に読みたくなる絵本3選 〜3歳以上〜

絵本
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1月も10日ほど過ぎると、お正月ムードも薄れ日常生活に戻ってきます。お正月はおめでたい、楽しい時期ですが、ただそれだけで終えてしまうのはもったいない気がしませんか?ぜひ絵本を読んでお正月に目のした物や体験したことをお子さんと一緒に振り返ってみましょう。

1.十二支のしんねんかい

普段の生活ではあまり耳にする機会がない干支(十二支)。
ですがお正月は「来年の干支は〇〇です。」とテレビで言っていたり、年賀状に干支が描いてあったりと1年で1番目にする時期です。

そんな時期おすすめの絵本は こぐま社出版 みきつきみ文 柳原良平画 『十二支のしんねんかい』です。

この本は十二支が順番にでてくるのですが、十二支はよく見る動物ですが普段とは違う呼び方をしますよね。(ねずみ→ね、へび→み など)
その呼び方が動物を紹介する文章の頭についていて、ちょっと面白いです。
文章のリズムもよく読みやすく耳馴染みもよいです。

我が家の次男はこれで今年の干支がねずみだということを覚えたようです。干支に興味を持ち始めたお子さんにおすすめの1冊です。

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2.おもちさんがね

お正月といえばおもち。
まだ小さい子どもたちは食べられなくても、大人たちが食べている姿は見ていますね。
「この伸びる食べ物はなんだろう…。」と興味を持っているお子さんも多いと思います。

そんな時におすすめしたいのが 童心社出版 とよたかずひこ作 『おもちさんがね』です。

擬人化されたかわいいおもちさんが焼かれている様子が、リズム良く描かれています。
おもちをひっくり返す(自分たちでひっくり返るのですが)動きや、膨らむ様子、海苔を巻く姿などが可愛らしく、子どもたちも「おもちちゃん〜」と声をかけながら聞いてくれます。

私がこの絵本をおすすめするポイントは、最後のページの「ちいさく きって ゆっくり めしあがれ」という一文。
小さい子がおもちを食べる時に注意したいことはのどにつまらせることです。
ですが小さい子どもに「喉に詰まっちゃうから、気をつけて食べてね。」と言ってもなかなか伝わりにくもの。
この絵本を読んだ後に食べる時は「おもちちゃんが小さく切って、ゆっくり食べてねって言ってたね。おもちちゃんが言ってたようにできるかな?」などと声掛けすれば伝わりやすいですね。

我が家の次男も「おもちちゃん、ちいさくして〜」と自ら言ってきてくれるようになりました。楽しく安全におもちを食べられるように読んであげたい1冊です。

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3.おぞうにくらべ

お正月によく食べるものといえば、はじめに浮かぶのはおせち。
ですがお雑煮も捨てがたいところ。
お雑煮は地域によって様々な種類がありますが、子どもの頃はお家で食べているお雑煮しかしらないですよね。
私も子どもの頃は、自宅や祖父母の家で食べているお雑煮が同じタイプだったので、どこのお雑煮も同じものだと思っていました。

お父さんとお母さんの実家が離れている場合だと、お正月で双方の祖父母の家に帰省するとお雑煮が違うことにお子さんが気づくかもしれません。
そんな時に読みたいのが、いろいろなお雑煮についてお子さんと楽しめるのが講談社出版 宮野聡子作 『おぞうにくらべ』です。

主人公のきみちゃんが、お正月におじいちゃん、おばあちゃんのお家に遊びにいくところから物語は始まります。
お正月によく行う遊びやお参りをする様子も描かれていて、お正月の雰囲気が伝わってきます。

そんな中、最初に登場するお雑煮は、関東風のお雑煮。
それを近所のお友達と一緒に食べるのですが、お友達が「うちのとこんなところが違うなぁ。」と話し始めます。

おばあちゃんの家に帰ったきみちゃんは、お母さんとおばああちゃんと一緒にお雑煮を作ることに。
どのような食材や調味料を使って、どのような手順で作られているかが丁寧に描かれ、見開きいっぱいにおいしそうなお雑煮が。

最後のページには、作中に出てきたお友達が言っていたお雑煮や、そのほかのお雑煮の具材やお出汁、簡単な作り方などが載っています。
ご自宅で食べているお雑煮が載っているかもしれません。
お子さんと地図を見ながら「このお雑煮はここらへんで食べられているんだね。」という話をしても楽しいと思います。

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◆◆おぞうにくらべ / 宮野聡子/作 / 講談社
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今回はお正月に読みたい絵本を3選ご紹介しました。
3歳以上としましたが、お子さんに合わせて読んであげてください。
お正月前、お正月後どちらに読んでも、木と楽しめますよ。

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